TURNS vol.52 ローカル食文化がまちを変える |移住 田舎暮らし 地域活性化 地方創生
¥880特集|ローカル食文化がまちを変える
〝地〟の酒造りを追求し、地域の未来を切り開く存在に。
冨田酒造〘滋賀県長浜市〙
全国には千四百以上の酒蔵があると言われている。中でも近年勢いを増しているのは、地域に根差した酒造りを行う小規模の蔵。滋賀県長浜市木之本町にある創業四八〇余年の酒蔵「冨田酒造」もその一つだ。十五代目蔵元の冨田泰伸さんは、地酒の〝地〟の部分にこだわる酒造りをはじめ、従来のやり方にとらわれないさまざまな変革を積み重ねてきた。冨田さんの取り組みが、農業をはじめとする地域産業の活性化につながり、長浜の未来を動かし始めている。
地元のソウルフードが、見方を変えたら最高の筋トレ飯に
吉永鰹節店〘高知県土佐市〙
高知県内では長年、一般的に食べられていた「鰹の生節(なまぶし)」。他の地域ではそれほどメジャーではなかった生節が近年、東京をはじめとした都市部の特定の層から熱烈に求められているという。地域で当たり前に食べられていた食を「よそもの」視点で捉え直し、発想の転換によって新たな価値へと昇華させた『超鰹力』のストーリーを、仕掛け人のふたりに聞いた。
木から生まれた炭酸水がつなぐ経済と生態系のサイクル
QINO SODA〘石川県白山市〙
二〇一四年に政策として地方創生が掲げられて以降、数多の地域ブランド商品が生まれてきたが、地域課題の本質的解決には、パッケージや商品開発ストーリーの美しさや瞬間的な話題性だけでは不十分だ。地域に潜む課題を見極め、長期的な視野で鮮やかな解決策を実現すること。そして、大前提として経済サイクルにのせること。「QINO SODA」は、まさにその好例だ。木から生まれた炭酸水……意外性だけではない、人と土地に還元し真にサステナブルな地域変革を叶える商品開発には、何が必要なのか。
チョコレート工場の小さな奇跡
kiitos〘鹿児島県鹿屋市〙
全国の百貨店やセレクトショップの目利きたちが注目するチョコレートブランドがある。2017年に誕生した気鋭のブランド、その名は「kiitos (キートス)」。素材づくりからの全工程を自分たちで担う、鹿児島発のチョコレートブランドはどのようにして生まれたのか。
ローカルフードの流通、食文化を耕す
AMEKAZE〘福島県郡山市〙
食のつくり手と買い手をつなぎ、ローカルを取り巻く食の流通の課題をおいしく、楽しく解決している「AMEKAZE」。東北 福島の食文化を耕す芝田さんが想う、 ローカルフードの価値について聞いた。
「発酵」を軸に生まれた学び舎
湖のスコーレ 〘滋賀県長浜市〙
郷土食·紺ずしをはじめ、日本酒や味噌、漬物といった発酵の技が受け継がれる滋賀県。長浜市に「発酵」をテーマとする新施設『湖のスコーレ』が誕生し、 ここを起点に長浜の新しいまちづくりが動き出している。
地元に褒められたくて生まれた、地域の食品を育てるお店
こだわり商店 〘東京都新宿区〙
店主·安井さん自らが「自分が食べて美味しかったもの」にこだわり、全国各地のローカル食材を仕入れる『こだわり商店』 。早稲田の町の人を喜ばせるため、全国の生産者と二人三脚する店主の店づくりを聞いた。
識者企画
「福島さん食の未来はどうですか」
福島屋会長 福島徹さん
食とコミュニティのあり方を問う名作映画10選
連載
地域おこし協力隊現地リポート
高知県梼原町 / この町の協力隊のミッションは「森とともに暮らすこと」
これからの官民連携 |半径50mからのまちづくり
まつり型まちづくりとは?〜祭りから生まれる繋がりの力〜
東北3県のこれまでとこれからをつなぐ
石巻市雄勝町ツアーレポート
地域ルポ | 鳥取県鳥取市
「課題」を「資源」に変えていく」資源
地域ルポ | 岡山県西粟倉村
子どもたちが自分のやりたい!を叶える村
誰も書かない地域おこし協力隊のトリセツ
協力隊として上手くいく人が一年目に実践していること
G TURNS
「地域が連携して海外進出を図る「クラフトバレー」構想
わたしも「ターンズ」になりました
山梨県南アルプス市
こちかぜごはん
小松理虔の晴天の霹靂
第17話 まちづくりは「福祉」である
オフグリッドな移住実験
ご当地特選土産
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