生道具 / 土台(ふつう)|東京チェンソーズ

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¥11,000

1本の木の25%

植え付けてから木材として収穫できる大きさに育つまで、少なくとも50年はかかると言われる1本の木。

収穫まで長い歳月も手入れの手間も掛かるのにも関わらず、原木市場に並ぶのは建築材料等に適した真っ直ぐで節の少ない幹部分のみ(1本の木の約50%)で、それらは製材所へ渡った後、規格に合った板や柱に加工され、工務店などに出荷されます(丸太のさらに50%)。

つまり、枝葉含めた1本の木のうち木材販売市場に流通するのは、全体の約25%のみ。

残り75%は、伐採後、山に残されたままだったり、製材所でボイラーの燃料に使われたりするのが通例でした。

 

1本まるごと使い切る

東京にある唯一の村・檜原村で活動を行う「東京チェンソーズ」は、1本の木が持つ価値を最大化し、森に新しい循環を生み出す林業会社です。

今まで市場流通していなかった規格外の木々はもちろん、一本の木の根っこから葉先までを利活用し、新たに生み出した利益と価値を森林整備、保全活動に還元し、より豊かな森を育む活動へとつなげていく。

林業を通して、山と人々の暮らしをつなぎ直すきっかけを作る取り組みを行っています。

 

生きている道具

“生きている道具”を作ったという『東京チェンソーズ』の「生道具 土台」。

水分を吸って満腹になるように膨らんだり、歳月を重ねてしわができるように割れたり。木は森に立っていたときの習慣をのこしながら、道具として新しい日々を重ねていきます。

使われているのは、東京都檜原村の山々から収穫された、スギやヒノキ、サワラ。

天然木の美しい木目と樹皮のなごりを活かしたナチュラルな雰囲気、ほのかな森の香りに、ほっこり心も和みます。

体をあずけてひと休みしたり、ものを乗せたり、上って景色を変えてみたり。生道具との付き合い方はそれぞれの暮らしの中に。

一点一点表情の異なる天然木の美しさ、爽やかな香り、木ならではのあたたかみのある手触りを、暮らしの中でお楽しみください。

 

生道具 土台(ふつう)

■材種

東京都檜原村産 スギ・ヒノキ・サワラ ※材種は選べません。

■サイズ

直径約27cm 高さ約27cm 

 ■重量

約6.3㎏

■仕上げ

素地 

■お届けについて

在庫がない場合、ご注文からお届けまで約2ヶ月ほどお時間をいただいております。
ご不明な点は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

■ご購入の前に

※本製品は色や形に個体差があります。
※正円ではないため、直径は約2cmほど前後します。
※重量は樹種や乾燥の度合いにより異なります。

※木の特性上、乾燥が進むと断面に割れが生じることがあります。
割れが気になる場合は、断面のささくれや角を紙やすりで均してください。

 

アートディレクション/デザイン: 社本真里・紙本未冬

 

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